アメックスカードをゲットするための「ハンスケ流」クレジットヒストリー積み上げ術

アメックスカードの審査
stevepb / Pixabay
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アメックスのクレジットカードに限ったことではないのですが,クレジットカードがお好きな方なら,ご自身のライフスタイルに最適なカードを見つけたくなるものです。

 

イオンでしょっちゅう買い物する主婦だったらイオンカードが魅力的でしょうし,楽天をよく使うなら,楽天カードは必須でしょう(私も使ってます)。

 

でも,クレジットカードは「これくださーい」といって「はーい」と二つ返事でOKが来るってわけではありません。

 

私も過去に最低2回はクレジットカード審査落ちを経験しているので,欲しいカードが手に入らないときの挫折感や敗北感は痛いほど分かります。

 

というわけで,クレジットカード使用歴13年以上のハンスケが,どのようにしてアメックスのグリーンカードを取得するための準備をしてきたかをシェアしますね。

 

アメックスの取得を考えていてもいなくても,クレジットカードを作りたい!という方には参考にしていただける内容です。

 

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この記事内の見出し

クレジットとは

そもそも,クレジットカードの「クレジット」とはどういう意味でしょうか?

 

カンタンに言うと「信用」という意味ですよね。

 

何かを買うときには,当然ながらお金を払います。

現金だったらその場でやり取りして終わりですが,クレジットカードの場合は,クレジットカード会社がお店への支払いをいったん肩代わりしてくれます。

 

「この人だったら支払いを肩代わりしても大丈夫。ちゃんと決まった日に返済してくれるから」

という信用のもと,クレジットカードが使えているんですよね。

 

それで,私たちクレジットカードユーザーは,毎月決まった日に口座から引きとされるお金を準備すること。これが基本というか最低限のルールです。

クレジットヒストリーとは

で,クレジットカードを持つようになり,毎月コンスタントに使っていくと,使用実績がカード会社や信用情報機関に登録されていきます。これがクレジットヒストリーです。

 

日本語は省略したカタカナを使うことがあるので,最近は「クレヒス」なんて言葉もあるようですね。

 

この「クレジットヒストリー」がきれいであることが,欲しいクレジットカードを手に入れるために必要です。

どんなに年収が多くても,しょっちゅう返済を延滞しているとクレジットヒストリーはキズだらけになります。

 

「期限を決めて借りたものは,期限までに返す」

これ,小学生でも分かる理屈です。

 

クレジットカードには,毎月の締日があります。その後の支払日までに,引き落とし用の指定口座に,使った分のお金を入れておくだけなんですが,これが守れない人が思いのほか多いようです。

 

当たり前のことをちゃんとやっていれば,自然とクレジットヒストリーは積みあがっていくのですが,ここの認識が甘いと簡単に信用を失ってしまいます。

 

クレジットカード会社は,私たちのクレジットヒストリーを把握していると考えられますので(信用情報機関に登録されているからすぐに把握できますよね),新しいカードを作りたいときには,必ず過去の実績を見られます。

 

そこで「この人はこれだけ延滞してるから,新しいカード出したらまずくね?」

みたいに判断されると,見事に審査落ち!となってしまうことが予想されます。

ハンスケの失敗例

かくいう私も,10年くらい前に一度だけ延滞をしたことがあります。

 

口座の残高不足で,クレジットカードの返済ができなかったことがあるんです。

その時は,まだクレジットヒストリーの大切さをしっかり理解しておらず,うっかりお金を入れ忘れてたんですね。

 

それが原因かどうかは分かりませんが,ANA VISAカードを作るときには2回は審査落ちしてます(年収が低く,属性が低いってのが原因だったかもしれないけど)。

 

 

1回目の審査落ち後,確か半年の期間を空けてリトライしました。

 

が。

 

それでもまた審査落ち(泣)。

 

 

そのとき,ハンスケはこう思いました。

 

ANA VISAカードを手に入れるのは長期戦になる。属性はすぐに変えられないかもしれないけど,クレジットヒストリーは努力次第で磨けるはずだ!

 

それで,2回目の審査落ち後は1年の期間を空けて再々挑戦することにしたんです。

ハンスケ流クレジットヒストリーの磨き方

欲しいクレジットカードをどうしても作りたい。

 

そのためには,なんとしてでも審査に合格しないと話が始まりません。

 

となると,いかにして合格率を上げるか?ということに努力を注ぐ必要があるわけです。

審査基準は公にされていないとはいえ,クレジットという意味をしっかり理解していれば,ある程度の対策は自然と見えてきます。

 

そこで,ハンスケがどのようにクレジットヒストリーを積み上げてきたか,包み隠さずお伝えします。

1.家計簿をつけて「収入」と「支出」を見える化する

一度だけ延滞をやらかしてからは,毎月の明細を必ず確認し,残高不足にならないように管理を徹底してきました。

エクセルで自前の家計簿を用意し,現金の管理とクレジットカードの管理を続けています。

 

この自前のエクセル家計簿は,すでに10年以上つけ続けてます。

カードの枚数や種類ごとに,使った額と締日までの1か月の合計額,そして支払日の口座残高を自動計算するようにしてるので,残高不足になる心配はありません。

 

エクセルで一から家計簿をつけるのがめんどくさいという方は,スマホアプリを使ってもいいんじゃないでしょうか。

私は,自分なりにお金が管理できればそれでいいので,自分が一番使いやすいエクセルを作って満足してます(笑)。

 

クレジットカードは,使っていると良くも悪くも「お金の動き」が見えにくくなります。スーパーで買い物したとかならまだ覚えているものですが,水道代や電気代などをカードで払っているときは,いつの間にか請求が来てた・・・なんて方も多いのではないでしょうか。

 

お財布から現金を出して買い物をしていたら,使うごとにお金が減っていくのが分かります。しかし,クレジットカードの場合はそれがありません。極端な話,限度額を超えて止められるるまでは,どれだけでも使えてしまうわけです。

 

これを防ぐためには,面倒がらずに「収入」と「カードによる支出」をきちんと管理することです。

2.本当に必要なクレジットカードだけを持つようにする

そもそも論で行くと「使ってないクレジットカードは持たない」のが理想的です。

 

確かに,最近は年会費無料だからカードを手放す理由がない・・・ということもあるでしょう。

 

さらに,お店独自のポイントが貯まるっていう特典があると,さらにやめられない可能性も(笑)。

職場の同僚(女の子)が言うには「デパートやショップごとにポイントが付くから,なかなかやめられないんですよね~」とのこと。

 

うんうん。確かに,ポイント大事ですよね。

 

しかし,その使っていないカードを手放すことで,新しいカードを作れる可能性が上がるのなら(特にアメックスカードを作りたいなら),クレジットカードの整理をすることは本当におススメです。

 

私は,多い時で確か4枚クレジットカードを持っていたのですが,アメックスカード取得のために半分の2枚にまで減らしましたもん。

 

私は陸マイラーなので,ANA VISAカードをメインにしつつ,アメックスのグリーンカードを取得するまでは楽天カードで補強するっていう使い方をしてました。

 

何をメインカードにするかは,人それぞれのライフスタイルによって変わってきます。それでも,本当に欲しいクレジットカードを作るためと,管理をシンプルにしてクレジットヒストリーを積み上げるためには,思い切って手持ちのカードを整理してみるといいかと思います。

 

3.「カードの利用限度額」を最適化する

クレジットカードには「利用限度額」というものが大抵は決まっています(アメックスの場合は具体的な額が明示されないので,問い合わせて「目安額」を教えてもらうことになります)。

 

この「利用限度額」ですが,クレジットカードを複数枚持っていると,新しいカードを作るときの審査に影響する可能性があると言われています。

 

例えば,年収500万の方が,A・B・C合計3枚のクレジットカードを持っていたとしましょう。

 

Aカードの利用限度額が100万,Bカードの利用限度額が50万,Cカードの利用限度額も50万だった場合,新しいクレジットカードを作れるかどうかは分かりません。

 

この場合,すでに3枚のカードで200万の与信枠を使っていることになります。年収が500万なので,4割に当たりますね。

 

これをカード会社がどう判断するかは分かりませんが,年収の4割がすでに与信枠として使われていることは,カード会社によっては不利と判断するかもしれません。

 

では,どうするか。

 

答えは簡単で,本当に必要な額に利用限度額を調整すればいいんです。

カード会社のヘルプデスクに電話すれば,利用限度額を引き下げることは可能なんですよ。

 

実は私も,アメックスのグリーンカードを作りたい一心で,前準備として限度額の調整をしていたんですよ。

 

楽天カードは,発行されたときには利用限度額がなんと100万!!でした。でも,私の場合は,ANA VISAカードがメインなので,楽天カードで100万も決済することはありません。

 

必要がないものに100万も与信枠を持たせるのは,新しいカードを作る上で障害になる可能性があると思ったので,楽天のデスクに電話して利用限度額を引き下げてもらいました。それも2回も(笑)。

 

このようにして,本当に必要なだけの利用枠を保持しつつ,要らない枠を削っておけば,新しいカードが作りやすくなるかもしれませんよ。

実録!クレジットカード利用限度額引き下げの電話

というわけで,楽天カードのオペレーターさんとのやり取りをまとめてみました。

 

 

ハンスケ「こんにちは。楽天カードの利用限度額を下げていただきたいんですけど」

 

オペレーター「利用限度額の引き下げのご相談ですか。失礼ですが,どのような理由がおありなのでしょうか?」

 

ハンスケ「いやー,100万円も利用限度額をいただいていても,そんなに使わないので。ホントそれだけです」

 

オペレーター「そうでしたか,承知しました。では,ご希望の利用限度額を教えていただけますか?」

 

ハンスケ「はい,30万でお願いします」

 

オペレーター「承知しました。いったん限度額を変更しますと,再度増枠をご希望の場合は審査がございます。審査結果によってはご意向に沿えないこともありますが,よろしいですか?」

 

ハンスケ「はい,分かってます。承知の上なので,変更をお願いします!」

 

 

1回目はこんな感じでした。

その後,アメックスのグリーンカードを取得できてからは,楽天カードの与信枠をさらに減らしてます。

 

でも,楽天カードもなくてはならないものなので,手放すつもりは全くありません。年会費も無料だし(笑)。

楽天カードについてのハンスケなりのレビューは,こちらの記事でまとめてます→楽天カードをハンスケが使っているワケ

 

 

長くなりましたが,クレジットヒストリーを積み上げるのは,本当に地道な努力と時間が必要です。

信用は,お金で買えるものじゃありません。積み上げるのには何か月も何年もかかりますが,失うのは一瞬です。

 

アメックスのカードを作りたい場合は特に,クレジットヒストリーを大切にしておきたいもの。それと同時に「属性」も意識することも大事だとハンスケは考えています。

 

というわけで,クレジットカードに関係する「属性」とは何か,続きの記事でまとめます→クレジットカードと属性について

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